①業績の管理
ORCID IDを取得することで、Web上で自分と他人を明確に識別することができ、ご自身の研究成果や活動を正しく自分の業績として紐付けることができます。
②国際標準への対応
ORCIDは世界中の出版社、助成機関、大学で使われており、国際標準になりつつあります。
参考:ORCIDメンバーリスト
③義務化
Science、American Geophysical Union、PLOS等複数の出版社で、投稿の際にORCID ID取得が義務付けられています。 海外の助成機関には、助成金申請の際にORCID IDの入力が求められる機関もあります。
参考:AGU、PLOS義務化のお知らせ
④データの活用
ORCID APIを活用することで、様々なプロフィールサイト、投稿システム等に個人情報、業績リストをインポートすることが可能です。
ORCIDに一度情報を登録しておけば、連携先のシステムで改めて情報を入力する必要はありません。
また、海外誌に投稿した論文にDOIが付与された場合、自動でORCIDの業績情報がアップデートされる機能なども実装されています。
利用可能なシステムはresearchmapをはじめ、Scopus Author Identifier、ResearcherID (Thomson Reuter)、Editorial Manager(オンライン投稿システム)など様々です。
参考:ORCIDが使えるシステム
参考:ORCIDレコードの自動アップデート機能紹介(英語)
※極地研の学術出版物である南極資料でも、ORCID IDによるシングルサインオンが利用可能です。
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